保護中: カリキュラム下書き | 人間力を磨くサッカー 教室 Hanaspo(はなスポ)
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ハナスポカリキュラムレポート

子どもたちの「今月の学び」を解説

2026年6月号

コートの外からは、
ただボールを追いかけているだけに見えるかもしれません

子どもたちにとっては遊びのように。だからこそ、やらされるのではなく自ら真剣に考え、主体的に取り組みます。
しかし、その「遊び」の中には、緻密に設計された「工夫する余白」が隠されています。このページではそれらを保護者向けに解説いたします。

💡 このページは子どもたちの「いま出来ていない」ことを明らかにするためのものではありません、「そういうことだったのか」と保護者に納得してもらうためのページです。ご家庭では「いま出来ていること」「出来るようになったこと」に声をかけていただき、「いま出来ていないこと」は翌月以降のカリキュラムでも、取り組みますので、安心してください。

CLASS CURRICULUM

今月、子どもたちの「アタマの中」で起きていたこと

年中・年長クラス
低学年クラス
高学年クラス
オールスポーツ
CLASS U-6

意図しない「コースアウト」をなくす、ピタッとストップ

テーマ:動いているボールをピタッと止めてみよう!

6月の年中・年長クラスは、5月に身につけた「ボールといっしょに移動する」技術をさらにレベルアップさせ、「狙ったタイミングでボールをピタッと止める」ことに挑戦しました。

この年代の子どもたちがドリブルをする時、一番多いのが「意図せずボールがコートの外に出てしまう(コースアウトしてしまう)」ことです。 その理由はとてもシンプルです。子どもたちは「真横にいきたい」と思っていても、ドリブルでボールが前に転がっているため、ボールの手前側に足が当たってしまい、結果的に「斜め前」にボールが逃げてしまうからです。

下半期には、これを直接的に練習する「くるっとターン」などに挑戦しますが、その前段階として、まずはボールの進行方向の反対側にしっかりと足を置いて「止める」という基礎が必要です。今月は、速いドリブルでいきたい方向に運ぶための土台となる「止まる」という技術と向き合いました。

ハナスポの授業では、子どもたちに常に「工夫(試行錯誤)」を求めていきます。新しい技術を獲得して「武器を増やす」ための【カラダの工夫】と、今ある手札でゲームを攻略し「武器を使いこなす」ための【アタマの工夫】です。

カラダの工夫

⚙️ 武器を増やすプロセス

スピードに乗った状態から安全に止まるための身体操作の試行錯誤として、今月の「ピタッとストップ」には大きく2つの目的を持たせました。

1つは、7月に行う「シュート」に向けた片足立ちの練習です。「かたあしロケット」などの遊びを通じて、片足でしっかりとバランスを取る軸足を鍛え、もう片方の「足の裏」でボールの頭を踏んで止める技術を磨きました。片足で立てなければ、強いシュートを打つことはできません。

もう1つは、ターンの土台となるストップです。足の裏だけでなく、ボールの進行方向に先回りして「足の内側(インサイド)」を壁のように置き、ブロックするように止める技術にも挑戦しました。進んでいるボールにあわせて、自分の走るスピードをコントロールしながら足を置くという新しい武器を手に入れました。これができると、少しずつ足を置く角度を変えていくことで、真横への方向転換などもできるようになります🧠💪

アタマの工夫

💡 武器を使いこなすプロセス

カラダの使い方が身についてきたら、次は状況を観て「いつ止まり、次にどう動くか」を判断する試行錯誤です。

「はさんではなれて」という鬼ごっこ形式の練習では、あえてボールを使わず、コーチ(鬼)から逃げながら「コーチが近づいてきたら急ブレーキで止まり、すぐにターンして逃げる」というリアクションの感覚を身体に染み込ませました。

そして、実際にボールをドリブルしながら行う「ライオンパニック」というゲームでは、ウサギ(進む)、カメ(止まる)、ライオン(コーチが追いかける)の合図で動きます。 ここで起こしたい最大の現象は、ストップして終わりではなく「止めた後、すぐに動ける準備(姿勢)を作ること」です。コーチが来たらすぐに逃げられるよう、止まった後も良い姿勢を保ち、スタートの瞬間に一気にスピードアップする。この意識こそが、相手を置き去りにするドリブルやフェイントの土台となります🏃‍♂️💨

🚀 7月のテーマへ

5月の「はこぶ」、6月の「とまる」。この2つの武器を手に入れたことで、意図しないコースアウトをせずにボールを思い通りに運ぶ土台が整ってきました。7月はこれらを組み合わせ、いよいよ「ドリブルシュート」という実践的なゴールにつながるプレーへと進んでいきます。
また、これから暑さも本格的になってくることから、激しい動きを少し抑えつつ、「正しいボールの蹴り方・当て方」といった基本フォームもじっくり確認していきたいと思います。

🎓 【Hanaspoプチコラム】「片足立ち」が引き出す2つの力:力強いシュートと足の速さ

サッカーのドリブルストップで大活躍する「片足立ち」のバランス感覚ですが、実はこれ、子どもたちの「シュート力」と「足の速さ」に深く直結しています。

1つ目は、シュートの威力です。 強いシュートを打つためには、踏み込む足(軸足)でグラウンドを力強く捉え、ピタッと「ストップ」することが不可欠です。急ブレーキをかけた車に乗っていると体が前に投げ出されるように、軸足がしっかり止まることで「慣性の法則」が働き、蹴り足がスムーズに加速して力強いキックを生み出します。

2つ目は、足の速さ(スプリント能力)です。 走るという動作は、地面を力強く踏み込み、その反発(地面からもらう力)を利用して前へ推進していく連続です。つまり、片足ジャンプ(ケンケン)で地面を強く踏んで蹴る力がとても大切になります。ケンケンで力強く地面を蹴って高く跳べる子は、走る時にも地面に大きな力を伝えることができます。その結果、地面から返ってくる大きな推進力をもらい、グンと足が速くなるのです。

6月にたくさん取り組んだ「片足でピタッと止まる」「片足で跳ぶ」練習は、ボールコントロールだけでなく、シュートの威力と走るスピードを引き上げるトレーニングなのです。

🏠 【おうちでチャレンジ!】バランス対決!「片足手押し相撲」

走るスピードやシュートの強さに直結する「片足でのバランス力」を、おうちで楽しく鍛えましょう!

🤼 片足手押し相撲
おうちの方と向かい合って立ち、お互いに片足立ち(ケンケンのポーズ)になります。 お互いに手のひらを合わせ、押し合ったり、力を抜いたりして、相手のバランスを崩す手押し相撲を行います。

ついている足を動かしてしまったり、もう片方の足が地面についてしまったりしたら負けです。
慣れないうちは、お子様だけ両足立ちからスタートしても大丈夫です。しっかり地面をふんでバランスを取れる姿勢を楽しく身につけましょう!

CLASS U-9

ゴール前で待たない!攻撃的ディフェンス

テーマ:自分がゴールするために、相手からボールをゲットしよう!

6月の低学年クラスは、自分がゴールを決めるために、積極的に相手からボールを取りに行く攻撃的な守備をするため「フロントどん(=プレス)」に挑戦しました。

ハナスポでは、守備の指導において「ゴールを守る」のではなく、「自分がゴールするために積極的に取りに行く」ことを大切にしています。「ゴールを守る」ことや「相手に抜かれない」ことだけを考えて、最初から相手の前で立ち止まるようなディフェンスは、攻撃側からすればまったく怖くありません。ですので、まずは「自ら奪いに行く強い意志」を引き出すことを最優先にしています。技術が成熟していない年代だからこそ、その方が取りやすいのも事実です。

しかし、相手のレベルも上がってきて、ボールを完全にコントロールし、左右どちらへも自由に動ける状況の相手に対して、ただ闇雲に突っ込んでかわされることを繰り返してはいけません。 そこで初めて、「相手がかわせる状況」の時はむやみに飛び込まず「取りに行く準備」を整え、相手のパスがずれたりトラップが大きくなったりした瞬間に「一気に奪いに行く」ことを、徐々に伝えてまいります。

ハナスポの授業では、子どもたちに常に「工夫(試行錯誤)」を求めていきます。新しい技術を獲得して「武器を増やす」ための【カラダの工夫】と、今ある手札(技術)でゲームを攻略し「武器を使いこなす」ための【アタマの工夫】です。

カラダの工夫

⚙️ 武器を増やすプロセス

相手の動きについていく、身体操作の試行錯誤として、今月は「素早く動く方法」にフォーカスしました。

まずは「かくしテール」という、背中を隠しながらバックステップをする練習を通じて、上にピョンピョン跳ねたり足をバタバタとするのではなく、横に素早く移動するステップワークを練習しました。その中で、「上半身を行きたい方向に傾ける」という、極めて重要なカラダの使い方を伝えました。

また、「にんじゃおにごっこ」では、行きたい方向に素早く動くために、上半身をいきたい方向に傾けるために、「反発ステップ」にも挑戦しました。右に行きたい時、あえて左足を外に踏み出し、傾きを作ってからスタートすることで、相手の逆を突かれた時でも一瞬で踏ん張れる新しい武器を手に入れました🧠💪

アタマの工夫

💡 武器を使いこなすプロセス

カラダの使い方が身についてきたら、次は相手との距離を見切り、自分のボールにするための判断力の試行錯誤です。

「忍者鬼ごっこ」では、どのぐらい相手に近づくかという間合いの最適解を問いかけるとともに、どのような姿勢で構えていると、上述した動きやすいステップを使えるかということを問いかけました。

また、「ぜんしんダッシュ」という練習では、ボールをもった相手オフェンスに対して、「どのタイミングで、どのぐらい近づいて、どのような姿勢で構えるべきか」を考えるよう促しました。突っ込むべきか、構えるべきか。何度も繰り返しながら試行錯誤していくことで、この瞬間の判断の質を向上していきましょう🏃‍♂️💨

🚀 7月・夏シーズンのテーマへ

4月の「ドリブルシュート」、5月の「なかよしドリブル」、そして6月の「フロントどん(プレス)」と、ここまで3ヶ月間は徹底して「1対1(個人技術)」をテーマにやってきました。もちろん下半期には、フェイントやボールキープといった、より発展した個人技術にも挑戦していきます。
しかしその前に、7月は「Hanaspoカップ」が開催されます!そこで7月は、仲間と協力して試合を戦うために「ポジション(役割の重要性)」をテーマに取り組みます。 また、いよいよ暑さが本格的になってくるため、8月・9月は運動量を少し抑えつつ、「パス・トラップ」というグループ戦術の基礎をじっくりと練習してまいります。夏の成長にどうぞご期待ください!

🎓 【Hanaspoプチコラム】守備の論理とチャレンジする心

プロ野球の名将・野村克也監督の有名な言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というものがあります。実はこれ、サッカーの守備も全く同じです。

たまたま相手がボールにつまずいたりして、偶然ボールが奪えること(不思議の勝ち)はあります。しかし、相手にスパッと抜かれてしまった時(負け)には、「間合いが遠すぎた」「姿勢が高くて対応が遅れた」「闇雲に突っ込みすぎた」といった明確な理由が必ず存在します。不思議な負けはないのです。

だからこそ、ハナスポでは守備を「論理的」に構築することを伝えています。なぜ抜かれたのかを自分で分析できるアタマを育てるためです。 とはいえ、論理を知ったからといってすぐに完璧な守備ができるわけではありませんし、上手くいかなかったからといって過度に落ち込む必要はありません。この低学年の年代は、特にその「挑戦と失敗」のバランスが難しい時期でもあります。

だからこそ、最初は「かわされてもいいから突っ込む!」という強気なトライを大歓迎しています。 全力で突っ込んで失敗するからこそ、「なぜ抜かれたのか」という貴重な経験(データ)が手に入ります。失敗を恐れない免疫力と、理由を分析する論理的思考。この2つが合わさることで、子どもたちは本当の意味での「賢い駆け引き」を手に入れていくのです。

🏠 【おうちでチャレンジ!】姿勢を意識する「忍者ステップ・ミラーリング」

相手の動きに素早くついていく忍者のステップを、おうちで楽しく鍛えましょう!

🥷 忍者ステップ・ミラーリング
お家の方と向かい合って立ちます。お家の方が左右に1〜2歩、カニ歩きで素早く動くのに合わせて、お子様は「鏡」になったように同じ方向へステップを踏んでついていきます。 ポイントは、上にピョンピョン跳ねないことと、上半身を行きたい方向にサッと傾けること!親子の「間合い」を保ちながら、反発ステップを使った素早いリアクションを競ってみてください!

🏕️
もっとレベルアップしたい方へ

4〜6月の授業で取り組んだ1対1の個人技術を、さらにレベルアップしませんか? 2泊3日のサマーキャンプでは、朝から晩までみっちりと練習に取り組み、短期間での集中的なスキルアップを目指します。

サマーキャンプの詳細 →
CLASS U-12

グループ戦術の最小単位「2対1」で相手を崩そう

テーマ:動きながら方向を変える!パストラップ(パス&ゴー)をしてみよう

6月の高学年クラスは、いよいよグループ戦術の最小単位である「2対1(数的優位)」に取り組みました。

ドリブルや1対1といった個人技術も大変重要です。しかしサッカーの試合中、ピッチ上に自分と相手の「2人だけしかいない」という状況は絶対に存在しません。常に仲間や他の相手がいる中でプレーを求められます。 もちろん低学年(3年生まで)では、ドリブルや1対1といった「個人技術」を磨くための練習もしっかり取り組みますが、この高学年クラスからはその個人技術も、実践を見越した本格的な「グループ戦術」の中で並行して取り組んでいきます。

今月のテーマは「パス&ゴー」ですが、決して「パスだけをしなさい」という意味ではありません。ドリブルは言われなくても常に選択肢として持ち、その時々の状況に応じて最適な手段(ドリブルかパスか)を選び取ることが重要です。今月は、その前提となる「動きながらのパス・トラップ」と「受け手のポジショニング」に焦点を当てて「2対1」の練習に取り組みました。

この「2対1」という状況は、サッカーにおいて極めて重要です。 攻撃側の2人は、ボールを持っている選手が「ドリブル(シュート)・パス」の選択を迫られますし、ボールを持っていない選手(あるいはパスを出した直後の選手)は、すぐに受け手に回って「どこでボールをもらえば相手が困るか」を考えなければなりません。つまり、ピッチ上で「休む」ことができず、常に当事者意識を持って「出し手・受け手」の動きを連続させる必要があります。

それを成立させるために、新しい技術を獲得して「武器を増やす」ための【カラダの工夫】と、今ある手札(技術)でゲームを攻略し「武器を使いこなす」ための【アタマの工夫】という2種類の工夫(試行錯誤)を求めました。

カラダの工夫

⚙️ 武器を増やすプロセス

1つ目は、実戦で使える「動きながらのパスとトラップ」という身体操作の試行錯誤です。

4月にもパス・トラップを学びましたが、あれはあくまで「蹴り方の基礎」「止め方の基礎」でした。立ち止まってボールを受けるのではなく、より実践でゴールを狙いやすくするために動きながらの技術にアプローチしました。

走りながらパスを受ける時は、ボールを足元にピタッと止めるのではなく「自分が行きたい方向(次にプレーしやすい方向)にカラダを向けて、遠い方の足でトラップする」こと。そして、ドリブルで相手を動かしながら、瞬時に方向を変えてパスを出すこと。立ち止まらずにボールをコントロールし、スピードを落とさずに次のプレーへ繋ぐという、実戦的な武器を磨きました🧠💪

アタマの工夫

💡 武器を使いこなすプロセス

2つ目は、常に最適な選択肢を選び続ける、判断力の試行錯誤です。 今月は、特に(ボールを持っていない受け手の選手)サポートする選手の判断の質にこだわりました。

ボールを持った選手は、相手の動きを観察し「自分でドリブルで突破するのか」「パスを出すのか」「右に行くのか、左に行くのか」という複数の選択肢の中から、最も成功率の高いプレーを選びます。それ以上にアタマを使うのが「受け手の選手」です。

パスを出したからといって休むのではなく、すぐ次の受け手となる。相手のディフェンスの立ち位置や、味方の状況を瞬時に分析し、「今、自分がどこに動いて、どうサポートすれば一番相手が嫌がるか(チャンスになるか)」という最適解を考え続けることを促しました🏃‍♂️💨

🚀 7月のテーマへ

6月の「パス&ゴー」を通じて、受け手の選手が適切なサポートの動きをできるようになってきました。そこで7月は「フェイント(駆け引き)」をテーマに進みます。これは単なる1対1のドリブルフェイントだけではありません。
「パスをするふりをしてドリブルする」「ドリブルするふりをしてパスを出す」といった、相手との総合的な駆け引きです。6月に作った「良いサポート」という前提があるからこそ、出し手は相手と駆け引きしながら、より効率的にゴールを狙う技術と判断力をみがいていきましょう!

🎓 【Hanaspoプチコラム】脳を鍛え、将来の武器となる「圧倒的当事者意識」

今月取り組んだ「2対1」のトレーニングは、子どもたちにとって非常に負荷の高い練習です。なぜなら、常に自分がプレーに関わらなければならず、アタマとカラダを休める「逃げ場(サボれる時間)」が一切ないからです。

ボールを持っている時はもちろん、パスを出した後も「次にどこへ動くべきか」を瞬時に判断し続けなければなりません。脳科学の観点からも、このように常に状況が変化する中で「予測・判断・実行」を連続させるワーキングメモリの活動は、脳の前頭葉をしっかりと刺激し、情報処理のスピードを大きく高めることがわかっています。

さらに、この「誰かがやってくれるだろう」ではなく「自分が試合を動かすんだ」というスタンスは、リクルートをはじめとする最前線のビジネスシーンで最も重要視される「圧倒的当事者意識」そのものです。 パスを出して終わりの傍観者にならないこと。この逃げ場のない状況での決断の連続が、サッカーの技術だけでなく、将来どのような環境でも自ら考え行動できる「本物の自立心」を育てていきます。

🏠 【おうちでチャレンジ!】浮いているボールのコントロールに挑戦!

6月の授業のパス&ゴーでは、主に地面を転がるボールを使った動きながらのパス・トラップに取り組みました。そこで今回はワンランク上げて、おうちで「浮いているボール」のコントロールに挑戦してみましょう!

⚽️ 浮き球コントロール
まずはお家の方が優しく手で投げたボールを、ノーバウンドでそのまま「インサイド」や「インステップ(足の甲)」で蹴り返す練習からスタートします。

これが安定してできるようになったらレベルアップです! 投げられたボールを、インサイドやインステップもしくはももでチョンっと「1回上に浮かせてトラップ」し、ボールが地面に落ちる前にそのまま蹴り返すという、空中での連続タッチに挑戦してみましょう。

お家の方がボールを投げる代わりに、最近YouTubeやInstagramなどで流行っているサッカー用の「リバウンドネット」を活用するのも、一人でテンポよく反復練習ができるのでとても効果的ですね!
空中でボールの芯を捉える感覚が身につくと、実際の試合でどんなボールが飛んできても慌てず対応できるようになります。ぜひ遊び感覚で楽しみながらチャレンジしてみてください!

🏕️
もっとレベルアップしたい方へ

4〜6月の授業で取り組んだ個人技術やグループ戦術を、さらにレベルアップしませんか? 2泊3日のサマーキャンプでは、同程度の技術やモチベーションの子どもたちと小グループにわかれ、朝から晩までみっちりと練習に取り組みます。仲間から刺激をもらいながら、短期間での集中的なスキルアップを目指します。

サマーキャンプの詳細 →
💬 今月のオススメ質問(例)
「今日、パスを出した後、次にどこに動いたの?」

💡 Hint: 「楽しかった?」や「勝った?」ではなく、具体的な「判断(意図)」に触れることで、子どもは「自分の考えた工夫」を得意げに語り始めます!

CLASS ALL SPORTS

仲間と連携して勝利をつかめ!作戦とチームスポーツ

テーマ:仲間と協力して、うまくいく作戦をたててみよう!

6月のオールスポーツクラスは、5月に取り組んだ「速く走る・かわす」という個人技術を土台にして、仲間と協力して戦う「チームスポーツ」に挑戦しました。

個人競技とは違い、チームスポーツでは「自分だけが速く走る」だけでは勝つことができません。味方がどこにいるのか、相手がどんな動きをしているのかを把握し、仲間と力を合わせる必要があります。

今月はみんな大好きなおにごっこをテーマとしたチーム戦から始まり、メインイベントである「サムライ合戦」まで、ただカラダを動かすだけでなく、チームで「どうすれば勝てるか」を話し合うことにフォーカスしました。

ハナスポの授業では、子どもたちに常に2つの種類の「工夫(試行錯誤)」を求めています。新しい技術を獲得して「武器を増やす」ための【カラダの工夫】と、今ある手札でゲームを攻略し「武器を使いこなす」ための【アタマの工夫】です。

カラダの工夫

⚙️ 武器を増やすプロセス

スポーツおにごっこでは、5月に取り組んだ走り方と相手をかわす駆け引きや体の動かし方を改めて振り返りました。 そのうえで、今月は道具(スポンジ製の剣など)を使うことによる、相手との距離(間合い)の変化を伝えながら、より間合いを意識したステップワークに取り組みました。

自分の身体の感覚だけでなく、道具の長さという新しい要素が加わる中で、いかに相手に触られずに自分の攻撃を届かせるかという、一歩進んだ空間認知と身体コントロールという武器を増やしていきました🧠💪

アタマの工夫

💡 武器を使いこなすプロセス

そして今回は何より、今ある手札(能力や技術)の中でどう戦うかという、アタマの工夫にチームで取り組みました。チーム全員で「役割分担」をし、状況に応じて作戦を変える判断力の試行錯誤が問われました。

様々なゲームを通して、個人最適から全体最適を図らないとうまくいかないような内容に挑戦しました。
「まもってまもって」では、コーチに狙われているところを遠くにいる自分が守りに行くのではなく、1番近い人が守りに行く。
「こそっとフラット」では、やみくもに守るのではなく、1人1人だれが追いかけるか決めるか、もしくは守るエリアを決めて守る。
「ドラゴンのたまご」では、相手チームの状況を見て、どこから攻めるかを考える。
「かいとうパトロール」では、オトリになって相手を引きつけ、その隙にターゲットを狙いに行く。

というようにそれぞれのゲームに取り組み、最後は、スポーツおにごっこであるトレジャーハントとサムライ合戦で実践形式に取り組みました。チームごとに作戦会議を開き、どうすれば相手の背後を突けるか、どうすれば安全に守れて効率的に攻められるかを話し合いました。

ここで引き出したい最大の現象は、自分たちで立てた作戦を実行し、もし失敗したら「次はこうしてみよう」と自分たちで修正する力です。大人の指示を待つのではなく、仲間と意見をぶつけ合いながら最適解を見つけ出す社会性と論理的思考力を磨きました。

この年代の子どもたちは、発達段階としてどうしても「自分自分(自己中心性)」になりがちで、他者を客観的に認識することが難しい時期でもあります。だからこそ、ゲームを通じた作戦会議の中で、仲間の話を聞き、それぞれの得意なことを組み合わせ、より良い作戦に昇華していくという高度なアタマの工夫に泥臭く挑戦しました🏃‍♂️💨

🚀 7月のテーマへ

7月は「バットやキックでボールを遠くに飛ばそう、ボールをキャッチしてみよう」をテーマに、野球やキックベースボールに挑戦します。
いよいよ本格的な暑さがやってまいりますので、熱中症対策を徹底し、動きの少ないメニューの中でも、子どもたちが楽しく工夫して、深く学びながら取り組めるようカリキュラムを進めてまいります。どうぞご期待ください!

🎓 【Hanaspoプチコラム】「作戦会議」が子どもの脳の司令塔(前頭葉)を大きく成長させる科学的理由

子どもたちがチームで集まり、あーでもないこーでもないと話し合う作戦会議。一見、微笑ましい光景に見えますが、近年の認知科学や発達心理学において、この「共同問題解決」のプロセスは、子どもの脳を最も成長させる環境であると証明されています。

人間が目標に向かって計画を立て、状況に応じて思考を切り替え、感情をコントロールする能力を、脳科学では「実行機能」と呼びます。この実行機能を司るのが、脳の司令塔である前頭葉です。幼少期にかけて急激に発達するこの前頭葉は、実は「ただ身体を動かすだけのドリル練習」よりも、「仲間と対話しながら課題をクリアしようとする環境」において、より活性化することが判明しています。

ハナスポがこの年代にあえて作戦会議を取り入れるのは、まさにこの脳科学的アプローチに基づいています。これまでの自分中心の世界から、他者を認識しはじめる移行期にある子どもたちにとって、「仲間は今どう動きたいのか」「相手チームの弱点はどこか」を考えることは、前頭葉への最高の刺激です。

さらに、自分たちの作戦が失敗したときに「じゃあ次はどうする?」と修正するプロセスは、認知的柔軟性(柔軟な思考力)を鍛えます。作戦会議は、スポーツの技術向上にとどまらず、将来の学力や社会性の基盤となる非認知能力を科学的に引き上げる、大切な知育トレーニングなのです。

🏠 【おうちでチャレンジ!】他者の視点をしっかり想像する!「おうちで暗闇ロボット案内」

授業で取り組んだ「他者を認識する(相手の立場に立って考える)」というアタマの工夫を、おうちで遊びながら育むゲームです。

🤖 おうちで暗闇ロボット案内
ルールは簡単です。お家の方が目をつぶり、指示をきく「ロボット」になります。お子様が「操縦士」となり、言葉の指示だけで、部屋のスタート地点からゴール(ソファや特定のクッションなど)まで、安全にロボットを誘導します。

このゲームのポイントは、目をつぶっている相手の恐怖心や感覚をしっかり想像しなければクリアできない点です。 単に「こっちだよ」と言うだけでは、相手はどこに向かってどのくらい歩けばいいか分からず不安になります。そこで「前にゆっくり3歩進んで止まって」「右に向きを変えて」というように、相手の視点に立って、具体的で分かりやすい言葉を選ぶ必要があります。

まずはゲームに慣れるために、お子様がロボットをやって、実際に体験してみるのもおすすめです。相手を思いやる想像力と言葉による伝達力をきたえるゲームですので、ぜひ挑戦してみてください!

💬 今月のオススメ質問(例)
「今日、チームでどんな作戦を立てたの?うまくいった?」

💡 Hint: 「楽しかった?」ではなく、具体的な「作戦や工夫」を聞いてみることで、子どもは自分たちで考えたアイデアを得意げに語り始めます!

過去のカリキュラムレポート